月の裏側

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決して見えない月の裏側

月はいつも地球に同じ面を見せており、決して裏側を見せません。これは月の公転周期と自転周期が完全に一致(27.321662日)しているために起きることです。

これは奇跡のような現象だと思うかも知れませんが、そう珍しいことではありません。例えば水星は自転周期と公転周期が正確に2:3の比になっています。金星と地球の会合周期は金星の1日の長さの正確に5倍です(故に金星は内合の時常に地球に同じ面を見せる)。火星の2つの月フォボス・デイモスも自転周期と公転周期が正確に一致しているため、常に火星に同じ面を見せています。

これらのことは全て長年の重力(潮汐力)の作用によるものです。宇宙はやはり調和に満ちているのです。

月の裏側を見たのは

最初に人類が月の裏側を見たのは、ソ連の月ロケット「ルナ3号」が撮影した写真によってです。発表されたのは1959年10月26日のことでした。

当時の宇宙開発は完全にソ連が先行。3号に先立つ「ルナ2号」が初めて月にソ連の国章を運び、フルシチョフは「いづれアメリカも月に到達するであろう。その時ソ連の国章は古い住人としてアメリカの国章を歓迎する」という声明を発表。アメリカ国民に屈辱を味あわせました。アメリカは対抗して翌年から「レインジャー計画」を開始。ソ連の後から月への道を開拓し始めます。

ところでオカルティストの間では、このソ連の月ロケットの以前から月の裏側を描いた絵が存在する、という噂が絶えません。どのようにして得られたものかは分かりませんが、いくつか私が見たものは確かに写真で見る月の裏側とそっくりでした。こういった絵の中にはニセモノがかなり多いとは思いますが、ひょっとしたら中にはホンモノもあるかも知れない、という気がします。

のぞみ撮影月の裏側

2年前、日本の火星探査機「のぞみ」が月の裏側を撮影して写真を送ってきてくれました。

「のぞみ」は1998年7月4日3:12鹿児島県内之浦町の文部省宇宙科学研究所から打ち上げられました。この写真は月を利用したスウィング・バイの最中に撮影したもので、「のぞみ」が火星を回る軌道に到達するのは2004年初頭の予定です(最初1999年10月の予定だったが燃料を予定より使いすぎて加速できなかった)。この「のぞみ」には多数の観測機器のほか、全国から寄せられた27万人の名前が載せられています。

「のぞみ」が撮影した画像は宇宙科学研究所のサイトの下記のページから見ることが出来ます。

http://www.planet-b.isas.ac.jp/MIC/MIC_j.html ↑


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